オウム真理教【麻原彰晃】の【最後の様子】や最後の言葉、遺体の行方について、くわしくご存じの方は、それほど多くないと思います。
筆者も麻原彰晃について、その最期の様子がどのようなものなのか、ニュースなどで語られる情報のみで、漠然としか知りませんでした。
この記事では、麻原彰晃の最期の様子について、ひと目で分かるようにまとめました。
麻原彰晃の最期と死因について知りたい方にとって、この記事は必ずお役に立つはずです。
これを読んで、麻原彰晃の最期についての疑問を、スッキリと解消していただければ幸いです。
専門サイト「最期と死因ドットコム」へようこそ。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしくださいませ。
この記事を短く言うと
1,麻原彰晃の『死因』は?
麻原彰晃の死因は【絞首刑】によるもの。多数の罪により死刑が確定し、東京拘置所で刑が執行された。
2,麻原彰晃が【亡くなった日時】は?
2018年(平成30年)7月6日午前8時
享年63歳
3,麻原彰晃の【最後の様子】とは?
一部報道では、それほど抵抗することもなかったといわれていたが、「やめろ」と叫びながら抵抗していたともいわれている
4,麻原彰晃の最後に口にした【言葉】とは?
一部報道では「(遺品の引き渡し先は)四女」というのが最後の言葉とされていたが、実際には「何をする!バカヤロー!」という言葉が最後の言葉だったらしい。
麻原彰晃の【死因】と【亡くなった日時】
麻原彰晃の【死因】
麻原彰晃(本名・松本智津夫)の死因は【絞首刑】によるものです。
東京拘置所で、オウム真理教幹部6名とともに処刑されました。
麻原彰晃が【亡くなった日時】と【享年】
【2018年(平成30年)7月6日午前8時00分】
享年63歳
麻原彰晃の【最後の言葉】と【最後の様子】は?
ニュース報道による麻原の【最後の言葉】
麻原彰晃の【最後の言葉】については、諸説あります。
ネットニュースなどでは、遺体や遺品を誰に引き取ってもらうのかを刑務官に尋ねられ
「ちょっとまって。
あぁ・・・。四女。」
と応え、刑務官から「四女だな?」と確認されると
「ぐふっ」
と意味不明な返事らしき言葉を口にしたといいます。
これが、ネットニュースなどでの【最後の言葉】とされています。
この会話は、麻原の刑が執行される7分前、つまり
【2018年7月6日午前7時53分】
に交わされた会話だといわれています。
一橋文哉さんの本に記された異様な【最後の言葉】
一橋文哉さんの著書「オウム真理教とは何だったのか?」によれば、麻原はニュース報道などとは違った【最後の言葉】を口にしています。
「何をする!バカヤロー!」
と泣き叫ぶ麻原を四人がかりで抱え上げるように死刑台の上に立たせ、白さが異常に目立つロープを首に巻き付け・・・・。
~中略~
(麻原の)悲鳴とともに身体が落下した。
一橋文哉さんの書籍でわかる限りですが、それによれば、この刑務官たちに抵抗する際に口にしたこの言葉
「何をする!バカヤロー!」
が、最後の言葉となったようです。
また、一橋さんの書籍には、この最後の言葉のあと、刑を執行される際に麻原が口にした叫び声についても記されています。
一瞬、(麻原の)断末魔の叫びが上がり
一橋文哉さんが著書に記した「麻原彰晃の最期」は、とてつもなく生々しいものでした。
ここには書籍の内容の、ごく一部のみを記すこととさせていただきます。
【最後の様子】は?必死の抵抗をしていた!
麻原彰晃の最後の様子ですが、ニュース報道では、それほど抵抗しなかったと報じられていました。
ところが、一橋さんの書籍「オウム真理教事件とは何だったのか?」によると、麻原は必死の抵抗をしていたようです。
独房にいた麻原に対して、刑務官が出るように命じると、異変を察知した麻原は、二人の刑務官に抵抗。
「チクショー。やめろ」
と叫びながら独居房から出ると三人の警備担当者に身体を押されるように両側に独房が並ぶ死刑囚舎房の通路を歩き、長く薄暗い渡り廊下を通って何の表示も出ていない部屋の前に到着した。
その後、刑が執行されたあとに至るまでの経緯が、この書籍には、かなり生々しく記されていました。
恐怖で全身を震わせ、必死の抵抗をする麻原と、それを制して刑を執行する刑務官たち。
刑が執行されたあとの麻原の顔についての描写もあり
目からは落涙の痕(あと)も見える
とのことでした。
刑の執行が終わったあと【遺体の引き渡し騒動】について
刑の執行が終わったあと、3日後の【2018年7月9日】、東京都府中市の火葬場で麻原彰晃の遺体が火葬されました。
麻原が遺体の引取先として指名したのは、教団とは関係を断ったという四女。
ただし、四女が遺体の引き渡し先として指名されたことについて、麻原の妻や他の子どもたちが、異議申し立てをしたのです。
【2020年9月17日】、東京地裁は、遺骨と遺髪を、麻原の四女ではなく、次女に引き渡す決定をしたと報じられています。
四女がこの東京地裁の決定に対して、東京高裁への不服申立てをしています。
麻原の遺骨は崇拝の対象となり得るため、その動向に注目が集まっています。
この東京高裁への不服申立ては、【2021年5月現在】も、決着はしていない模様です。
参考文献
今回の記事では、一橋文哉さんの著書「オウム真理教事件とは何だったのか?」を参考にさせていただきました。
その詳しい内容については、読むものを引きずりこむような。なんと表現すればよいのかわかりませんが、【異様なまでの魅力】をただよわせる書籍だと思います。
おすすめしてよいものかどうか、筆者も迷ってしまうほどの、なんというか、【異様な書籍】とでも申し上げればよいのでしょうか。
表現がかなり生々しく、読むものを引き込んでいきます。
さすがは数々のノンフィクション作品を世に送り出した一橋文哉さんの本です。
この本を、本当におすすめしてよいものかどうか、この文章を記している今も迷いが消えません。
それほどの作品です。
恐怖に震える麻原の最期だけではなく、オウム事件の詳細や今に至るその後も詳細に解説している一冊です。
まとめ
この記事をまとめますと、以下の通り
この記事を短く言うと
1,麻原彰晃の『死因』は?
麻原彰晃の死因は【絞首刑】によるもの。多数の罪により死刑が確定し、東京拘置所で処刑された。
2,麻原彰晃が【亡くなった日時間】は?
2018年(平成30年)7月6日午前8時
享年63歳
3,麻原彰晃の【最後の様子】とは?
一部報道では、それほど抵抗することもなかったといわれていたが、「やめろ」と叫びながら抵抗していたともいわれている
4,麻原彰晃の最後に口にした【言葉】とは?
一部報道では「(遺品の引き渡し先は)四女」というのが最後の言葉とされていたが、実際には「何をする!バカヤロー!」という言葉が最後の言葉だったらしい。
以上となります。
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